ルータ設定(DMZ)せず、ngrokでリモートデスクトップを利用する。

今までリモートで作業するため、Google Remote Desktopを利用していました。
Googleアカウントさえあれば、リモートPCに簡単に接続できて、とても便利です。

最近、老眼(?)があって文字が見にくくなったし、広い画面で作業したくなったので、大きいモニターを買いました。
しかし、新しいモニターをつないでGoogle Remote DesktopでリモートPCにアクセスしてみたら、解像度は変わらずでした。
大きいモニターなのに解像度はそのままなので、虫眼鏡で拡大して見ているようでした。
Google Remote DesktopはリモートPCの画面をそのまま持ってきて描写するから仕方ないですね。

このままではせっかく買ったモニターが活用できないため、
いろいろ調べた結果、Windows標準のリモートデスクトップを利用すれば、
接続元PCの解像度で表示できるとのことでした。

それでアクセスを試みましたが、リモートPCがあるところのルータの設定を変えなければならないことが判明。
しかし、リモートPCがおいてあるところではルータの設定変更はできないし、セキュリティによくない。
どうしようと、またいろいろ調べて試したら、ngrokで行けました。

リモートPC上で下記のコマンドを実行すると、

ngrok tcp 3389 --region jp

ngrokのステータス画面に下記の例のようにFowardingのマッピングが表示されます。

Forwarding                    tcp://100.tcp.jp.ngrok.io:67890 -> localhost:3389

左側の100.tcp.jp.ngrok.io:67890を接続元PCのWindowsリモートデスクトップの「コンピューター」に入力し、
接続ボタンをクリックすれば、リモートPCのパスワードを聞かれます。
パスワードを入力して進めば、接続元PCの解像度でリモートPCの画面が表示されます。
これで大きい画面で快適に作業ができるようになりました。